筋トレ

プロテインで下痢をする人の原因!乳糖不耐症におすすめのWPIプロテイン

プロテインを飲んだらなんかお腹の調子が悪くなる.

このような方は多いのではないでしょうか.

それはプロテインに含まれる乳糖というものが原因の可能性があります.

 

ぼくもプロテインを飲んだらお腹の調子が悪くなり,下痢をしてしまうことがよくありました.

そのためなかなか筋肉もつきませんでした.

このような症状をぼくが改善することができた方法を紹介します.

 

乳製品でお腹をこわす乳糖不耐症とは

ぼくのようにプロテインを飲んでお腹をこわしやすい方は,乳糖不耐症の可能性があります.

乳糖不耐症の方は,乳製品に含まれる乳糖を消化するためのラクターゼという消化酵素が少ないという特徴があります.

そのため乳糖を摂取しすぎるとお腹をこわしてしまうのです.

 

また,日本人の7割は乳糖分解酵素ラクターゼの働きが悪いと言われています.

牛乳を飲んだらお腹をこわす人が日本人に多いのはこのためです.

 

この乳糖というのは,牛乳,ヨーグルト,アイスクリーム,プリン,柔らかいチーズ類に含まれます.

お腹が弱い方は乳酸菌を摂取するためにヨーグルトを食べる人が多いと思います.

しかし,乳糖不耐症の方はヨーグルトに乳糖が含まれているため逆効果となることがあるので注意してください.

 

基本的に乳糖不耐症の方は乳製品は避ける必要があります.

ただし,乳製品の中でも硬い熟成したチーズ(カマンベールやブルーチーズ,モッツアレラチーズ,パルメザンチーズ,チエダーチーズ)とバターは乳糖を含まないため食べても大丈夫です.

また,乳糖不耐症の方でも1食4gまでなら食べても問題ないとされているので注意は必要ですが,少量であれば大丈夫です.

 

なぜプロテインで下痢をするのか

ではなぜ乳糖不耐症の方がプロテインを飲むとお腹をこわしてしまうのか.

それは多くのプロテインには乳糖が含まれているからです.

 

プロテインの中でもっとも多く飲まれているのがホエイプロテインというものです.

このホエイプロテインというのは牛乳を原料として作られており,製造の過程で乳糖も含まれてしまっているのです.

そのためこの乳糖を消化・吸収できない方は下痢をしてしまうことがあります.

 

それではプロテインを飲んではいけないのかと思ってしまいますよね.

ぼくもこのことを知ったときはかなりショックでした.

プロテインを摂らずに十分なタンパク質を摂取するのはなかなか大変です.

それこそ食べ過ぎでお腹をこわしてしまいますよ.

どうにかプロテインを飲む方法はないのか.

 

安心してください.

 

そんな方の悩みを解決するためのとっておきのプロテインがあるのです.

 

乳糖の含まれないアイソレート(WPI)プロテイン

実はホエイプロテインには2種類あるのです.

それぞれの特徴を説明します.

ホエイプロテインコンセントレート(WPC)

WPCと言われるホエイプロテインが先ほどお話したもっとも一般的に使用されているプロテインです.

このプロテインはとても単価が安いです.

そのため頻繁にプロテインを摂取する多くのトレーニーがこのプロテインを使用しています.

しかし,乳糖が多く含まれているため乳糖不耐症の方は消化吸収できずに下痢をしてしまう恐れがあります.

ホエイプロテインアイソレート(WPI)

このWPIと言われるホエイプロテインは,乳糖を除去した製法で作られています.

そのため乳糖不耐症の方でも摂取することが可能となっています.

しかし.WPCプロテインに比べると高価になってしまいます.

高価にはなるのですが,乳糖が含まれないぶん1gあたりのタンパク質量は増えるので質の高いプロテインを求めるトレーニーが用いたりもされています.

 

このWPIプロテインが乳糖不耐症トレーニーにとっては最高のプロテインです.

少量のWPCプロテインでも下痢をしていたぼくでも大丈夫でした.

値段は高いのですが,タンパク質含有量も多いので自分の体への投資と考えたら全然安いとぼくは思っています.

お腹をこわしやすい方はぜひ試してみてください.

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ただし,プロテインによっては浸透圧が高かったりするので一気に飲むのは避けてできるだけゆっくり飲むようにしましょう.

ぼくは1〜2時間のトレーニング中にゆっくり30〜40g程度を摂っています.

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おすすめのWPIプロテイン

しかしWPCとWPIプロテインの見分け方がわからない方も多いと思うので,その見分け方とおすすめのWPIプロテインを紹介します.

WPIプロテインの見分け方

WPIプロテインの見分け方ですが,基本的になにも書いていないホエイプロテインはWPCプロテインです.

WPIプロテインは多くの場合「WPIです」というのをアピールするので,何も書かれていなければWPCだと思ってください.

WPIは裏面にWPIであると書いてくれています.

 

次におすすめのWPIプロテインを紹介します.

バルクスポーツプロテインアイソプロ

このバルクスポーツのアイソプロを現在ぼくは使用しています.

バルクスボーツのアイソプロはアイソプロテインの中でもかなり安くなっています.

 

毎日プロテインを摂取するぼくにとってはかなりありがたいです.

 

また,味のついたタイプであれば少し値段は高くなってしまうのですがかなり美味しいです.

ぼくが好きなのはイチゴミルク味とミックスフルーツ味.

ジュースみたいに飲めますよ.

タンパク質含有量も90%とまあまあ高い方なので良いのではないでしょうか.

 

国産なのもおすすめの理由の一つです.

 

マイプロテイン アイソプロ

マイプロテインという会社のアイソプロ.

こちらはぼくは使っていないのですが,こっちに変えようかなと迷っています.

ヨーロッパで一番売れているプロテインでして,タンパク質含有量96%というかなりの高さになっています.

値段もバルクスポーツほどではないですが安いです.

ただしマイプロテインはアマゾンや楽天では買えないため,送料を考えたら断然バルクスポーツの方が安いです.

バルクスポーツはアマゾンで買えば送料無料なので.

ただマイプロテインは初回購入時は25%オフをしているのでそれで安くなるかなと.

試してみたい方はこちらのリンクからどうぞ.

CHECK! マイプロテイン登録サイト

ぼくも試してみて良かったらまた報告します.

とりあえず個人的にはバルクスポーツのアイソプロがおすすめかな.

 

まとめ

日本人の7割は乳糖分解酵素の働きが弱いとのことなので,日本人の多くはプロテインでお腹をこわしてしまいます.

なので乳糖不耐症は全然珍しいことではなく誰もが気をつけなければなりません.

そして乳糖不耐症の方はまず乳製品を避けるようにしましょう.

牛乳,ヨーグルト,アイスクリーム,プリン,柔らかいチーズ類は基本的に摂ったらお腹をこわします.

特にヨーグルトは気をつけましょう.

乳酸菌を摂るなら錠剤が良いです.

それだけでだいぶお腹の調子が良くなりますよ.

 

そしてプロテインを摂るときはアイソレートプロテインを選びましょう.

また,いくらアイソレートといえども摂りすぎや一度に多くを摂取するとお腹をこわす恐れがあるのでゆっくり時間をかけて摂るように.

プロテインを摂取することで筋肉がつくことはもちろんダイエットにも良いと言われています.

プロテインで健康に理想的な体を手に入れましょう.

もちろん筋トレも忘れずに.

 

 

最後に,乳糖不耐症の方はFODMAP食が体にあっていない可能性もあるのでこちらもご覧になってみてください.

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